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アレックス・タバロック「インドには正式の月給雇用が欠落している」

[Alex Tabarrok, “India Lacks Formal, Salaried Jobs,” Marginal Revolution,
February 24, 2018]

アメリカでは、労働者の大多数はとても大きな企業で働いていて、自営業はほんの10パーセントにすぎない。一方、インドでは、大きな企業で働いている労働者はほとんどいなくて、80〜85パーセントが自営業者だ。この点は以前のポストで指摘した(「インドはアメリカより起業の盛んな社会だ(そして,それが問題だ)」)

LiveMint が要約している世界銀行の報告書草稿に掲載されているデータによると、インドには正式な月給稼ぎの雇用が少ない。アメリカのような先進国と比べて少ないだけでなく、そこまで発展していない他の多くの国々と比べても少ないのだ。

この問題の解決は、労働者の人数が急速に増えているインドにとって最大の課題だ。土地改革と労働市場の規制緩和が最初の一歩だ。ここでいう規制緩和には、企業の成長を抑制するオウンゴールを止めることや、馬鹿みたいに「気前のいい」育児休暇手当をもとめる法制化をやめることなども含まれる。


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