マイルズ・キンボール 「今日の一言 ~『官僚制の発展+金本位制=?』~」(2014年7月30日)

●Miles Kimball, “Untitled”(Confessions of a Supply-Side Liberal, July 30, 2014)


「20世紀は、官僚制が発展を遂げて、国家(政府)に備わる潜在的な力が大いに高まった時代だった。それに加うるに、金本位制が足枷になって、短期的な景気安定化の手段として金融政策に頼れなかったために、ケインズ的な状況 [1] 訳注;おそらくは、総需要不足を原因とする不景気という意味 が頻発した時代でもあった。国家(政府)に備わる潜在的な力の高まりに、ケインズ的な状況の発生が加わった結果として、ファシズムや社会主義をはじめとした計画経済を志向する諸思想に惹きつけられていく人の数が増えていった。その先に何が待っているのかよくわかりもせぬままに。」— マイルズ・キンボール

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1 訳注;おそらくは、総需要不足を原因とする不景気という意味
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