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ノア・スミス
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SUNY ストーニー・ブルック大学ファイナンス準教授。スタンフォード大学で物理学を専攻した後、日本で3年間勤務。その後、金融市場における期待(予想)形成についての論文でPh. D.(経済学)をミシガン大学より取得。
ノア・スミス「ソロー・モデルが中国について教えてくれること」(2023年12月23日)
経済学者は1950年代にはもう国家が無限の富を築けないことを知っていたんだ。
ノア・スミス「アメリカはどうやってソフトランディングを達成したのか?」(2023年12月20日)
大いに待望されていた「ソフトランディング」(軟着陸)が,ふつうなら一筋縄でいかないはずなのに,どうやらアメリカでは達成できそうだという点で,大半の評論家たちの見解は現時点で一致してる――雇用や賃金に痛手を与えずにインフレ率を下げるという難業が成し遂げられそうだ.
ノア・スミス「もちろんヨーロッパに《暗黒時代》は存在しましたとも」(2023年6月23日)
「暗黒時代」という時代がヨーロッパにあったかどうかと聞かれたら,たいていの人は「あった」と答えるはずだ.「ローマ帝国と中世のあいだのいつ頃かでしょ.」 ところが,歴史家のなかには,その呼称は間違いだと主張している人たちもいる.
ノア・スミス「実質賃金をめぐる論争」(2023年12月27日)
「景気後退」ならぬ「空気後退」(ヴァイブセッション)をめぐる論争で大きな係争点となっているのは,次の点だ――「アメリカの労働者たちにとって実質賃金は上がったのか下がったのか.」
ノア・スミス「サンフランシスコのマーケットストリート大失敗の話」(2023年12月27日)
マーケットストリート閉鎖じたいも大失敗だけど,それもさらに大きな大失敗の一部でしかない.その大失敗とは,サンフランシスコが何億ドルも注ぎ込んで最重要の商業地区を破壊することになった都市政治と行政の大失敗だ.
ノア・スミス「アメリカは台湾有事の備えができてない」(2023年10月15日)
台湾をめぐる戦争の可能性は現実味を帯びている.そして,アメリカは備えができていない.