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タイラー・コーエン
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Tyler Cowen ジョージ・メイソン大学経済学教授。貨幣経済学、ミクロ経済学、政治哲学、社会哲学を専門とする。The Great Stagnation(邦訳『大停滞』)の著者。ハーバード大学よりPh. D. (経済学)取得。
タイラー・コーエン 「誘拐犯との交渉に人質を関わらせるなかれ」(2019年4月12日)/「私を誘拐したのは誰なのか? 私を誘拐したのはなぜなのか?」(2018年5月24日)
「誘拐ビジネス」がテーマになっている書籍を2冊紹介しておこう。
タイラー・コーエン 「至る所に市場あり ~テロリストによる誘拐ビジネス~」(2014年7月29日)
設立して間もない頃のアルカイーダは、資金源として裕福な支援者からの援助に大きく頼っていたが、2008年以降になると、身代金が主たる資金源になった可能性があるという。戦闘員の勧誘・訓練、武器の購入に必要な資金の大半を、人質を救うためにヨーロッパ諸国が支払った身代金で賄(まかな)っている可能性があるというのだ。
タイラー・コーエン 「テロの脅威は、有権者の投票行動にいかなる影響を及ぼすか?」(2014年7月17日)
テロの脅威――ガザ地区からロケット弾が飛んでくるかもしれないというおそれ――のせいで、イスラエルの総選挙で右派政党の得票率がいくらか高まった可能性があるらしい。
タイラー・コーエン 「Googleでジョークが検索されるのはどんな時?」(2016年5月17日)
Googleでジョークが検索されるのが一番少ない曜日は、月曜日らしい。ジョークの検索数は、天候によっても違ってくるし、トラウマになるような衝撃的な出来事によっても左右されるようだ。
タイラー・コーエン 「分かち合われたトラウマの波及効果」(2018年4月19日)
1995年4月19日にオクラホマシティで起きた爆破テロ事件は、実に痛ましくて悲惨な出来事だった。ところで、爆破テロ事件後のオクラホマ州では、離婚率が低下しただけでなく、出生率が高まったらしい。