kuchinashi74
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2025年3月25日
ドナルド・モイニハン「フランシス・フクヤマのディープ・ステート論:なぜ自律的な官僚機構は近代国家に不可欠なのか」(2023年9月25日)
官僚にどの程度の自律性を与えるのが適切なのかを突き止めることは、現代のあらゆるリベラル・デモクラシー国家において最大の課題の1つである。
タイラー・コーエン「リバタリアニズムはどうなってきたか、どうなっていくか:ステート・キャパシティ・リバタリアニズム」(2020年1月1日)
賢明な古典的リベラルとリバタリアンは、あたかも見えざる手に導かれるように、私が「ステート・キャパシティ・リバタリアニズム(State Capacity Libertarianism)」というヘンテコな名前をつけた見解へと進化してきた。
2025年3月21日
ドナルド・モイニハン「公務員の政治化(politicization)は政府の質を劣化させる:実証研究の知見から」(2025年2月19日)
トランプとDOGEは資金の節約を約束しながら、政府を焼き畑式に破壊し、国家行使能力を直接に棄損している。
2025年3月16日
ドナルド・モイニハン「DOGEは政府を効率化するのか?:基本的なデータを確認する」(2024年11月17日)
残念ながらトランプ政権は、国家行使能力(state capacity)の再構築ではなくコスト削減を強調しており、今のところ希望は見出せない。
ノア・スミス「ポピュラー経済学本:読んでおくべき本、読むべきでない本」(2025年2月27日)
昔から「良いポピュラー経済学本のリストを教えてよ」と求められることがある。〔…〕私は長年答えるのをサボってきた。だが今回こそは答えよう。
ジョセフ・ヒース「アメリカの(ための)批判理論」(2024年5月21日)
問題は、アメリカ人が正しい判断を下せないことではない。人々が正しい判断を行い、一度行った判断をやり遂げられるような統治構造を生み出す気がないことだ。