kuchinashi74
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ジョセフ・ヒース「アメリカの憲政の危機:なぜアメリカは袋小路にはまっているのか」(2025年2月16日)
このエントリでは、リベラル・デモクラシーの政治哲学の基本原理にまで遡って、アメリカで現在生じている事態の何がこれほど破滅的なのかを説明したい。
ジョセフ・ヒース「『政府の無駄』への批判は自己成就的予言となる:政府調達の問題」(2014年11月5日)
政府の無駄や汚職への絶え間ない糾弾により、調達規則はますます厳しくなり、公務員の手を縛って、賢明な調達が難しくなるというダイナミクスを助長している
ボー・ロススタイン「インタビュー後編:福祉国家と市場、公務員の不偏性、北欧モデル」(2016年5月30日)
私は福祉国家に関する第三の考え方を打ち立てようとしてきました。福祉国家を、集合行為問題への解決策と考えるのです。
ボー・ロススタイン「インタビュー前編:行政の質、市場経済における政府の役割、インフォーマルな制度」(2016年5月22日)
私は政治を、インプット面(行動、世論、政治動員)ではなく、アウトプット面から、つまり国家の行政能力の面から考えます。
ノア・スミス「経済学者はマルクスを読むべきか?」(2025年1月13日)
経済学者はマルクスを読むべきである。それも、こうした歴史を全て頭に入れて読むべきだ。それは、社会科学のアイデアが現実の政治や制度に対して、最大限の思い上がりをもって徹底的に適用されたとき、いかにして未曽有の危害を生み出し得るのか、を思い出させてくれる分かりやすい事例である。
ジョセフ・ヒース「リバタリアンと社会保守主義の奇妙な結託:性教育反対運動を巡る社会保守主義のパラドクス」(2015年9月15日)
本質的にリベラリズムに対して敵対的な人々の多くが、最終的に自身が反対する立場よりもいっそうリベラルな制度編成を推進するようになる、という事態がいかにしてもたらされたのかを説明したい。