経済学101は主に皆様の寄付によって賄われています。温かい支援をお待ちしています

ダイアン・コイル 「続・経済学者にお薦めの古典小説(+α)」(2018年9月3日)

●Diane Coyle, “More classics (and other novels) for economists”(The Enlightened Economist, September 3, 2018)


経済学者にお薦めの古典小説のリストを作成したのが2013年。そのリストをそっくりそのまま再掲した〔拙訳はこちら〕のが昨日のこと。すると早速コメント欄やツイッターを通じてリストに加えるべきお薦めの作品に関する情報が続々と寄せられた。今回はみんなから寄せられたお薦めの中からいくつか紹介しようと思う。まずは古典小説の分野から。 [Read more…]

ダイアン・コイル 「経済学者にお薦めの古典小説」(2018年9月2日)

●Diane Coyle, “Classics for Economists”(The Enlightened Economist, September 2, 2018)


オックスフォード大学に籍を置くエリザベス・ボールドウィン(Elizabeth Baldwin)に言われて思い出したのだが、経済学者が読んでおくべき古典小説のリストを数年ほど前に本ブログで紹介したことがある。自分でもすっかりその存在を失念してしまっていたのだが、我ながらなかなかの出来のリストなんじゃないかと図々しくも自負していたりする。そんなわけで、以下にその(なかなかの出来の)リストを再掲することにしよう。

早速本題に入りたいところだが、その前にリストは改善の余地ありということは断っておくとしよう。私がもまれてきた文化的な環境の基準に照らすと、ロシアの文豪の作品については読書量が足りていないというのが正直なところだ。ロシアの文豪のうちで経済学と関係が深い作品を残しているのは誰だろうか? ヘンリー・ジェイムズとかディケンズとかは個人的に好きじゃないのだが(学校で課題図書として強制的に読まされたのがその理由)、(ディケンズの)『リトル・ドリット』なんかはリストに入れてもいいんじゃないかとは思う。アフリカ文学だとかインド文学、はたまた中国文学の古典なんかはどうだろうね? 現代の古典――例えば、カート・ヴォネガットの『プレイヤー・ピアノ』とか――も加えた方がいい? 何かお薦めの小説があれば是非ともお教え願いたいところだ。 [Read more…]