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ビル・ミッチェル「日本式Q&A – Part 1」(2019年11月4日)

Bill Mitchell, “Q&A Japan style – Part 1“,  Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, November 4, 2019.

これは今週の4部構成シリーズの第1部であり、日本のさまざまな関係者が提起した現代通貨理論(MMT)についてのいくつかの重要な質問に関するガイダンスを提供する。日本でのMMTに関する公開討論は(他の地域と比べて)比較的進んでいる。MMTに関して日本国会(議会)で議会質問と答弁があり、また中央銀行と政府の経済担当高官がMMTについてのコメントを行なっている。そして、幅広い政治スペクトルの政治活動家たちが(日本の財政緊縮への反対を表明する主要な方法として)MMTを議論し、推進している。 MMTの基本は現在、日本では広く理解されているため、関連する議論はより詳細な疑問・質問に移行している(特に政策への適用に関して)。このため、今回の日本への訪問の一環として、さまざまな問題についていくつかのガイダンスを提供するよう求められた。私はプレゼンテーションの中でこれらの話題を取り扱っているが、しかしその上で、誰もがMMTの理解を進めることができるように、文面で分析を提供することは生産的だと考えた。これらの回答は最も完全で正確なものというわけではなく、より詳細な点については、リンク先のブログ投稿を参照いただきたい。

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アレックス・タバロック「悪いニュースを出すなら金曜に:製薬会社もね」(2019年11月1日)

[Alex Tabarrok, “Release Bad News on a Friday,” Marginal Revolution, November 1, 2019]

「悪いニュースを公表するなら金曜に」――政治家ならずっと昔から知っていたことだ.そして,どうやら製薬会社も同じようにするらしい.

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ビル・ミッチェル 「日本、またも消費税ダイブ」(2019年9月30日)

ビル・ミッチェルの記事一覧はここ

Bill Mitchell, “Japan about to walk the plank – again – “,  – Modern Monetary Theory, October 29, 2019.

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タイラー・コーエン「結婚する誘因の減少と労働力からの男性の撤退」(2019年10月31日)

[Tyler Cowen, “Declining marriage incentives and male withdrawal from the labor force,” Marginal Revolution, October 31, 2019]

1965年以降,これほど多くの若い男性が労働力から撤退しているのはなぜだろうか? 本稿では,男性が就業して婚姻パートナーとしての価値を高めるのに時間を投資するモデルを提示する.この時間投資に対する婚姻市場での見返りが低下すると,あまり望ましくなくなった婚姻市場に対応して,若い男性の就業も低下する.この予測をデータと照らし合わせることで,婚姻における性別役割の特化がもつ価値を低下させる2回の介入のあと,就業をもとめる若い男性が減ることを本稿は示す.その2回の介入は,次のとおり:i) 一方的な離婚制度の採用と,ii) 需要に応じた女性の就業機会の改善.次に,本稿では構造的な推定を用いて,労働市場に生じたショックが雇用に及ぼす影響を,そのショックに対する婚姻市場における内生的な調節が決定することを示す.こうした発見により,若い男性の労働市場参加の低下に婚姻市場の変化が重要な要因としてはたらいていることが確認される.

上記は,ミシガン大学で雇用市場の研究で博士号をとろうとしている Ariel J. Binder雇用市場論文から.

ビル・ミッチェル 「日本の依存人口比率、その何が問題か? パート2」(2019年10月29日)

Bill Mitchell, “What is the problem with rising dependency ratios in Japan – Part 2“,  – Modern Monetary Theory, October 29, 2019.

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パトリック・ブラントム&ロラン・ポール「中国の一帯一路構想:欧州にとっての機会と課題」

Patrick Branthomme et Laurent Paul “Les nouvelles routes de la soie : opportunités et défis pour l’Europe” le 15 octobre 2019, Bloc-notes Eco, Banque de France

2013年9月に中国政府が打ち出した「新シルクロード」はアジアとヨーロッパの連結を高めることを目指している。欧州は自身の経済的利益と多国間枠組みを最大限守らなければならない。融資の透明性,質の高いインフラ,環境・社会基準の遵守という原則を設定した最近のG20での進展がその助けとなりえるだろう。

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ビル・ミッチェル 「日本の依存人口比率、その何が問題か? パート1」(2019年10月28日)

Bill Mitchell, “What is the problem with rising dependency ratios in Japan – Part 1?“, –Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, October 28, 2019.

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サイモン・レン=ルイス「EU離脱は知識としての経済学の否定」(2019年10月22日)

[Simon Wren-Lewis, “Brexit is a denial of economics as knowledge,” Mainly Macro, October 22, 2019]

とある有名な EU離脱支持者がこんなことを言った――レン=ルイスが腹を立てるだけでも,EU離脱はやる値がなきにしもあらずというものだ.EU離脱がなされそうな見通しを思うと,緊縮のときに覚えたのと同じ恐怖で私の心はいっぱいになる.この2つのつながりは,自明ではない.どちらも,基本的な経済学から見てほぼ誰もが痛手を被る政策に一国全体を巻き込む点で共通している.

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ホアン・コスタ=イ=フォント他「労働時間と肥満」

Joan Costa-i-Font, Belén Sáenz de Miera “Working hours and overweightVOXEU, 20 October 2019  

労働及びそれに関連する時間と仕事中に消費されるエネルギーの変化は人々の健康維持に大きな影響を及ぼしうる。しかしながら,こうした変化が健康的な行動や肥満に与える影響はあまりよく理解されていない。本稿では,2001年にフランスが全国的に行った労働時間削減の改革が従業員の肥満に与えた影響について検討する。労働時間の削減によって生まれた時間は,理論的には健康増進活動に使われうるものの,実際にはホワイトカラーとブルーカラーでその影響は異なる。労働時間を削減する政策のみでは,かならずしもすべての人の健康を増進するとは限らないのである。

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ビル・ミッチェル 「日本政府の答弁スタイル ー どこまでも拒絶」(2019年10月24日)

Bill Mitchell, “Q & A Japanese government style – denial has no boundaries“, –Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, October 24, 2019.

(訳者注:日本語から英訳された質問主意書と政府答弁書は元の日本語に戻してあります。Chie Kobayashi(twitter)の助力による質問主意書および政府答弁書の素晴らしい英訳は原エントリをご参照)

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