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タイラー・コーエン
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Tyler Cowen ジョージ・メイソン大学経済学教授。貨幣経済学、ミクロ経済学、政治哲学、社会哲学を専門とする。The Great Stagnation(邦訳『大停滞』)の著者。ハーバード大学よりPh. D. (経済学)取得。
タイラー・コーエン 「ナチスによる財政政策の真相」(2008年12月17日)
ナチス・ドイツにおける歳出(国家による政府支出)の伸びの8割超は軍備を増強するため(再軍備のため)のものであり、アウトバーン建設のような公共事業を実施するために割かれた割合は大したことなかったらしい。
タイラー・コーエン 「ナチスによる民営化」(2008年12月27日)
1930年代のナチスによる民営化は、イデオロギーによって突き動かされていたわけではなく、複数の目的を達成するために試みられた意図的な政策の一環だった。近年における民営化の多くのケース――とりわけ、EU(欧州連合)諸国におけるケース――と同じく、国庫の厳しい資金繰りの改善(=財政収支の改善)というのが肝心な動機の一つだったのである。それに加えて、政治的な思惑も込められていた。ナチスにとって民営化というのは、政権および党に対する支持を強化するための手段でもあったのである。
タイラー・コーエン 「しぶとい規範 ~デート代はどっちが払うべき?~」(2024年2月11日)
デート代の支払いにまつわる規範は、昔も今もそんなに変わっていないようだ。
タイラー・コーエン 「『新自由主義』なる語の起源」(2024年1月30日)
「新自由主義」なる語には、そもそもから侮蔑的な意味が込められていたらしい。
タイラー・コーエン「2023年のよかったことにニコラス・クリストフが挙げたのは」(2023年12月31日)
およそ人間にふりかかる災厄のなかでも最悪の部類といえば,子供を失ってしまうことだ.
タイラー・コーエン 「それはそれは大勢の経済学者が犯したそれはそれは大きな過ち」(2023年12月26日)
大勢の経済学者が揃いも揃って予測を外したのは、その道の専門家たちが何十年にもわたって説いてきた教えに従ったからこそ?