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ステファニー・ケルトン
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Stephanie Kelton ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校経済学教授。MMT(現代貨幣理論)の提唱者の一人。バーニー・サンダース上院議員が設立したシンクタンクであるサンダース研究所の顧問を務めている。
『財政赤字の神話:MMTと国民のための経済の誕生』が邦訳されている。
2024年9月12日
ステファニー・ケルトン「台本をひっくり返そう:その赤字は誰にとって良いことなのか?」(2024年9月10日)
トランプは正しかった。政府の財政が心配で夜も眠れないという人は、アメリカにはほとんどいない。
2023年4月27日
ランダル・レイ&ステファニー・ケルトン「“マジカル・マネタリー・シンキング”:SVBを殺したFRBの呪術的思考」(2023年3月18日)
…FRBがインフレを防ぐと信じることが、インフレを防ぐ!ピーター・パンが言ったように 、「この世はすべて、信仰と信頼と妖精の粉でできている。」
2023年4月3日
ステファニー・ケルトン「どこから話し始めたらいいだろうかーー調光スイッチのように露呈する利上げの効果」(2023年3月12日)
…私が言っているのは、利上げはすぐにはシステムに波及しないし、また均等に波及しないということだ。電気のスイッチを入れればゴキブリが一斉に暗闇に逃げ込むのとは違う。
2023年3月30日
ステファニー・ケルトン「中央銀行は利上げによって、インフレを低下させられるのだろうか? それとも高進させてしまうのだろうか?」(2023年2月20日)
FOMCは、X%ポイント単位の利上げ操作によって、インフレ率を望み通りの率を決められるような金利ダイヤルを保持していない。金利の変動は、予期可能なプロセスと、予期できないプロセスの両方で、〔経済〕システムに波及効果をもたらす可能性がある。
2022年11月13日
ステファニー・ケルトン「ミンスキーについて少し考えてみよう」(2022年10月11日)
…ミンスキーにとっては(ケインズにとっても同様だが)、資本主義経済は本質的に不安定なものである。比較的平穏な時期が続くかもしれないが、たびたび何かが壊れる(something breaks)事態が発生する。
2022年10月17日
ステファニー・ケルトン「(いつ)利上げで“何かが壊れる”のか?」(2022年10月8日)
…というのもFRBの当局者は現在、下がり気味のインフレ率と戦うために、どんな結末を迎えようとも金利を引き上げる必要性に倍賭け(doubling down)しているのだ。