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2026年7月3日
ギローム・ブラン「赤ちゃん問題にはじまっていたフランスの没落」(2023年2月)
かつてフランスはヨーロッパの超大国だった.それは,なによりも膨大な人口のたまものだった.フランスの没落は,ちょうど出生率の瓦解と同時期に重なっている――いま,その理由はわかっている.
ピーター・ターチン「我にエアコンを、汝には与えず:ヨーロッパは未だ封建社会である」(2026年7月1日)
表向きは民主主義社会だが、EUを統治しているのは、神聖ローマ帝国を支配したエリート層と大差ない少数のエリートである。
ジョセフ・ヒース「ハラリ vs ヘンリック:人間の進化について科学が実際に語っていること」(2026年6月13日)
私は、ハラリの本だけにいらだっているわけではない。ネット上で見かけるハラリへの批判が揚げ足取りに終始しており、彼の議論におけるもっと目立った誤りを指摘できていないことにも、同じくらいいらだっている。
ジョセフ・ヒース「アメリカは政治制度のバグに真剣に向き合う必要がある:トランプを追い出すだけでは問題が解決しない理由」(2026年4月1日)
私は何十年もの間、アメリカ人が合衆国憲法について、建国者たちの知恵について、「抑制と均衡」というシステムの天才性について語るのを聞かされてきた。だが蓋を開けてみれば、合衆国憲法は行政府をほとんど制約できないということが明らかとなった。
2026年5月31日
ジョセフ・ヒース「もっと民主主義を進めよう!:『資本主義が嫌いな人のための経済学』未収録録原稿より)
結局のところ、民主主義とは、すでに大半の問題を解決してしまっている人々のための問題解決メカニズムにすぎない。
ジョセフ・ヒース「民営化は悪、国有化は善?:左翼ポピュリストの経済政策は同じ轍を二度踏もうとしている」(2026年5月7日)
政府が民間セクターよりも良い仕事を行える分野(医療保険、インフラ、年金、教育など)に集中すれば、公共セクターへの支持は強まっていく傾向にある。こうした分野において、政府は単に財の生産に補助金を出しているだけでなく、民間セクターには生み出せない付加価値を生み出しているからだ。