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マーク・コヤマ

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ジョージ・メイソン大学准教授。ヨーロッパ中世の経済史を主に研究分野としている。2019年にケンブリッジ大学出版よりノエル・ジョンソンとの共著『迫害と寛容:宗教的自由への長い道のり(Persecution and Toleration: The Long Road to Religious Freedom)』を、2022年にジャレット・ルービンとの共著『世界はどのようして豊かになったのか(How the World Became Rich)』を刊行している。オックスフォード大学よりPh. D. (経済学)を取得。

マーク・コヤマ「制度変化とマグナ・カルタ:アセモグル・ジョンソン・ロビンソンのノーベル経済学賞受賞に寄せて」(2024年10月22日)

全ての基礎は19世紀以前に据えられていた。近代、そしてリベラル・デモクラシーの起源は、イギリスの1832年改革法やフランス革命よりもはるかに深い。歴史をもっと遡って検討する必要がある。

マーク・コヤマ「古代ローマで産業革命は起こり得たか?:経済成長の起源に関する3つの議論から検討する」(2024年5月11日)

持続的・近代的な経済成長が近代以前の「成長の開花」の時期に生じなかった理由について理解を深めれば、1800年以後に移行が生じた〔持続的経済成長が可能となった〕理由を説明する上でどの要因が重要なのかをよりよく理解することができる。