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ノア・スミス「経済学って,政府がなにもしないことの言い訳なんでしょ?」(2021年7月6日)

[Noah Smith, “Is economics an excuse for inaction?” Noahpinion, July 6, 2021]

いや,ちがうよ.でも,みんながそう思うだけの理由はあるよ.


〔▲ 労働階級(右)が支配階級/億万長者(左)に銃をぶっ放そうとしてるところに経済学者ではなくウォールストリート・ジャーナルが身を挺してかばう,の図〕
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ノア・スミス「どうしてみんなインフレをいやがるの?」(2021年5月27日)

[Noah Smith, “Why do people hate inflation?” Noahpinion, May 2021-05-27]

1970年代の賃金を考えてみよう.


〔「最重要問題」の主な傾向,1939年~2008年(ギャラップの世論調査)〕

いまインフレでパニックになるべきではないとぼくは思ってる.でも,インフレの話がだんだん世間の主流であらためて議論されはじめてるなかで,次の点は考えておいて損はない:そもそも,なんでインフレを気にするんだろう?
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ノア・スミス「出生率の話を書くのはほんとにたいへん」(2021年5月10日)

[Noah Smith, “Writing about fertility is really hard,” Noahpinion, May 10, 2021]

出生率は重要な経済問題だけれど,レトリックの海域には危険がいっぱい

Between Scylla and Charybdis” by Cea., CC BY 2.0
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ノア・スミス「現代中国と大日本帝国」(2021年5月4日)

[Noah Smith, “Contemporary China vs. Imperial Japan,” Noahpinion, May 2021]

おおよそ,両者はてんで別物だ

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ノア・スミス「ヒッケル説を反駁する:貧困削減をめぐる議論」(2021年4月3日)

[Noah Smith, “Against Hickelism,” Noahpinion, April 3, 2021]

貧困は減少してきてる.そして,それは自由市場資本主義のおかげではない.


Mumbai Night City” by Vidur Malhotra, CC PDM 1.0

ジェイソン・ヒッケルを反駁するのは骨折り仕事なうえに,やったところで感謝もされない.ヒッケルのツイートが世間であちこち出回っている.その一方で,そのツイートの冷静な反駁が,かえってツイートの勢いを増しているありさまだ.それでも,反駁はぜひしておかないといけない.なぜなら,ヒッケルの言ってる見当違いな物語は掛け値なしに人口に膾炙しやすいので,永遠に終わらないシジフォスの苦役のごとき反論が必要になるからだ.
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ノア・スミス「バイデノミクス解説」(2021年4月3日)

[Noah Smith, “Bidenomics, explained,” Noahpinion, April, 2021]

これはレーガン時代の終わりだ.でも,話はそれで終わらない.


Joe Biden” by Gage Skidmore, CC BY-SA 2.0
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ノア・スミス「キミの住んでるところで価格が変わるのはインフレじゃないよ」(2021年3月23日)

[Noah Smith, “Your local price changes aren’t inflation,” Noahpinion, March 23, 2021]


Pile of Cashby 401(K) 2013, CC BY-SA 2.0

ベイエリアに住んでる人たちのなかに,インフレになってなくてもインフレだと思う人たちがいるのはなんでだろう?
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ノア・スミス「マクロ戦争再発:2011年の再演,今度はミーム戦争だ」(2021年3月23日)

[Noah Smith, “The return of the Macro Wars: 2011 is back, but this time with better memes,” Noahpinion, March 23, 2021]

ここしばらく,マクロ経済学は熱気にあふれた話題ではなかった.2008年金融危機後の数年は,財政刺激と金融政策について活発な(ときに刺々しい)論争がたくさん交わされた.学術業界の埃っぽい大広間から無名な論文が引っ張り出されては,公共の議論の的になったりしてた.そうした論争には,失業してしまった数百万ものアメリカ人の命運がかかっているように思われていた.ぼくがブロガーをやりはじめたのは,そんな頃だった.
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ノア・スミス「最低賃金への反論を考える」(2021年1月27日)

[Noah Smith, “The minimum wage pushback,” Noahpinion, January 27, 2021]

もっともな懸念もあれば,そうでもない懸念もある

2週間ほど前,連邦最低賃金がかなり安全な政策である理由について長文の記事を書いた翻訳〕.あのあと,最低賃金懐疑派の人たちから手厳しい反論が出てきた.なかには,ぼくの同僚もいる.そうした反論は,ただ罵倒して却下するのではなくまじめに取り上げる値打ちがある.そこで,反論をひとつずつ取り上げていこう.ただ,まずは,政策全般について,費用・便益・リスクの話をしておきたい.
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ノア・スミス「政府負債の危険なんて、誰もわかっちゃいない」(2021年1月22日)

(ツイッター上でのアドバイスを受けて一部訳を変更しました)

たぶん、経済学者はこの面白そうな問題を考えるべきなんだろう。

Noah Smith
No one knows how much the government can borrow

マクロ経済学で最も重要な疑問の1つ、それは変な話だけど経済学者が研究しない事を選んでいる疑問だ。その疑問とは、「政府はどれだけ安全に借りることができるか」。

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