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タイラー・コーエン「コロナウイルスでデジタル格差はいっそう悪化する?」(2020年4月17日)

[Tyler Cowen, “Will the coronavirus make the digital divide worse?” Marginal Revolution, April 17, 2020]

――というのが,今回の『ブルームバーグ』コラムの話題だ.抜粋しよう:
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タイラー・コーエン「経済の再始動?」(2020年4月15日)

[Tyler Cowen, “Re-starting the economy,” Marginal Revolution, April 15, 2020]

アメリカは経済活動を時期尚早に再開するだろうか?:
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タイラー・コーエン「幸福と政府の質」(2020年4月8日)

[Tyler Cowen, “Happiness and the quality of government,” Marginal Revolution, April 8, 2020]

John F. Helliwell, Haifang Huang, and Shun Wang の論文から抜粋:
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タイラー・コーエン「隔離生活で地位追求はどう変わる?」(2020年4月6日)

[Tyler Cowen, “How does isolation change status-seeking?” Marginal Revolution April 6, 2020]

――というのが,『ブルームバーグ』の新コラムの話題だ.抜粋しよう:
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タイラー・コーエン「世界はストレス下の心理測定を実施中」(2020年3月27日)

[Tyler Cowen, “The world is running a disturbing psychometric test,” Marginal Revolution, March 27, 2020]

小さなお子さんがいる人たちは(それほど小さくないお子さんがいる人たちも)除外して,人々を観察してみよう.今回のパンデミックで生産性が加速してるだろうか,それとも,生産性がガタガタになってるだろうか.そこを見れば,その人がストレスにどう対処できるかを計る物差しになる.それに,苦しい状況ですばやく適応して仕事を進める必要がある大きなプロジェクトやスタートアップをやろうというとき,その人が信頼できるかどうかをはかる物差しにもなる.
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タイラー・コーエン「コロナウイルスによって進歩派左翼は死んだ」

Tyler Cowen  “The Coronavirus Killed the Progressive LeftMarginal Revolution, March 20, 2020

タイトルは僕の最新のBloombergコラムのトピックから。もちろん釣りタイトルなんだけど,糸の先に付いてる餌は真実だ。以下はそこからちょこちょこ抜粋したもの。

― 進歩派左翼の平等主義もまた,おぼろげな記憶のようになるだろう。エリートは自分に害がないときであればたいてい富の再分配を支持するし,実際にカリフォルニアや北東部の海岸沿いの金持ちエリートは進歩主義運動の屋台骨となっている。しかし,こうした人々が自身の生活や職業が脅かされていると感じる,あるいは彼らの子供たちの未来が突如として安泰ではないように思われてしまうと,再分配はそんな魅力的な理想ではなくなってしまうだろう…

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タイラー・コーエン 「アルバート・ハーシュマンの経済学」(2006年8月15日)

●Tyler Cowen, “Albert Hirschman”(Marginal Revolution, August 15, 2006)


HenryがCrooked Timberブログで問うている

リバタリアンの面々は、ハーシュマンの議論についてどう思ってるんだろうか? そもそも、ハーシュマンを読んだことあるんだろうか? ハーシュマンについて、いくらか練られた意見を持ってたりするんだろうか?

アルバート・ハーシュマンは、ノーベル経済学賞を受賞するにふさわしい人物だ。不均衡発展に関する初期の研究(邦訳『経済発展の戦略』)は、経済発展論(開発経済学)の分野における先駆的な業績だし、 『The Rhetoric of Reaction』(邦訳『反動のレトリック』)は、知識人による自己欺瞞(self-deception)に関する優れた研究だ。さらには、思想史の研究者としても優れた業績を残している。例えば、商業活動が世俗の道徳をいかにして形作ったかを跡付けた研究(邦訳『情念の政治経済学』)がそれだ。

しかしながら、もし仮にノーベル経済学賞がハーシュマンに授与されるようなことがあるとすれば、その理由は、経済学者や政治学者の注目をボイスという現象(邦訳『離脱・発言・忠誠』)に振り向けさせた点に求められることだろう。ボイス(抗議)とは何かというと、消費者や有権者が不満の声をあげることで、企業や政府が提供する財やサービスの質の改善を促すことを指している。ハーシュマンは、ボイスのメカニズム1 についてシステマティックに考え抜いた最初の学者、現代の社会科学界のパイオニアなのだ。 [Read more…]

  1. 訳注;ボイスを通じた規律付け効果 []

タイラー・コーエン 「公共選択論を学ぶ上で何を読んだらいいか;推薦文献リスト」(2011年1月20日)

●Tyler Cowen, “Public choice: what to read”(Marginal Revolution, January 20, 2011)


Jonathan G がこんな質問を投げかけている。

公共選択論の概念のうちで、リベラルな人間(liberals)にあまり馴染みのない概念としては、どんなものがあるだろうか? 公共選択論について学ぶ上で、お薦めの本なり、論文なりがあれば、紹介してもらえないだろうか?

「リベラルな思想の持ち主」(“liberals”)というのが具体的に何を意味しているのかちょっとわかりかねるので、「公共選択論について学ぶ上で、お薦めの本なり、論文なりと言えば?」という質問に的を絞って、私なりに答えてみるとしよう。私のお薦めは、以下の通り。 [Read more…]

タイラー・コーエン「新刊『あなたの起源:子供時代がいかにのちの人生を形成するか』」(2020年3月7日)

[Tyler Cowen, “*The Origins of You: How Childhood Shapes Later Life*,” Marginal Revolution, March 7, 2020]

本書は Jay Belsky, Avshalom Caspi, Terrie E. Moffitt, & Richie Poulton の共著による近刊だ.きっと,この数年でなされた最重要にして最良の研究だと認められることだろう.想像してみてほしい.ニュージーランドのダニーディンに住む人々 1,000人余りの人生を出生から38歳まで追跡して多岐にわたるデータを記録し,さらに,15カ所でイギリス人の双子たちを20歳まで,アメリカ人の子供たちを15歳まで同じように追跡調査していくなんて,いったいどれほどのことがわかるだろう.想像できるかな.
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タイラー・コーエン「誰でもトイレを使えるようにしたスターバックスの顛末」(2020年3月7日)

[Tyler Cowen, “Facts about Starbucks against free bathrooms charge them all,” Marginal Revolution, March 7, 2020]

2018年5月に,抗議の声に応じてスターバックスは全国で方針を変更し,商品を買わなくても誰もが客席やトイレを利用できるようにした.本研究では,匿名化した携帯電話位置情報データを大量に用いて推計を行った.これによれば,新方針により,近隣のコーヒーショップやレストランに比べて,スターバックスの店舗への訪問が7.3% 低下することにつながっている.立ち寄りの低下は,スタバックスが公に開示している情報からは計算できない.開示情報には,他のコーヒーショップという対照群が欠けているためだ.訪問者の減少は,ホームレスシェルターの近くにある店舗ではおよそ 84% 大きくなっている.また,新方針により,集約的限界需要にも影響している:すなわち,新方針の実施後に立ち寄った顧客は,近隣のコーヒーショップに比べてスターバックスでの滞在時間が 4.1% 減っている.より裕福な顧客ほどスターバックス店舗への訪問を減らしているが,〔人種だけに注目すると〕黒人・白人どちらの顧客も同程度に訪問しなくなっている.新方針により,スターバックス店舗近隣では立ち小便の処罰件数が減っているが,社会秩序を乱す他の類似した犯罪にはなんら影響が見られない.こうした結果から,企業が公共財を提供しようと試みても,支払いをしない人々によって潜在的な顧客たちが閉め出されるために困難が生じることがわかる.

上記は,Umit Gurun, Jordan Nickerson, & David H. Solomon による新論文からの抜粋だ.Kevin Lewis の洞察力は誰にも疑いようがないんじゃない?