Browsing Tag
経済学
29 posts
2022年12月15日
ウォーレン・モズラー「 ホワイトペーパー:現代貨幣理論(MMT)」(2022年3月28日)
MMTの理解の上に立つと、それまでは実行不可能だと考えられていた政策オプションが議論の俎上に上がってくる。
アダム・トゥーズ「キンドルバーガー、メーリング、そして件のノーベル賞について 」(2022年10月14日)
…経済学の主流派は、金融の本質的な重要性と現代世界における危険性に真正面から向き合う思想家をまともに取り上げることを執拗に拒んでいるが、ノーベル経済学賞はこれに異議を唱えるでもなく、むしろ主流派がそうした思想家を無視する傾向を誇示している。
2022年11月13日
ステファニー・ケルトン「ミンスキーについて少し考えてみよう」(2022年10月11日)
…ミンスキーにとっては(ケインズにとっても同様だが)、資本主義経済は本質的に不安定なものである。比較的平穏な時期が続くかもしれないが、たびたび何かが壊れる(something breaks)事態が発生する。
2022年10月17日
ステファニー・ケルトン「(いつ)利上げで“何かが壊れる”のか?」(2022年10月8日)
…というのもFRBの当局者は現在、下がり気味のインフレ率と戦うために、どんな結末を迎えようとも金利を引き上げる必要性に倍賭け(doubling down)しているのだ。
2022年10月3日
アダム・トゥーズ「もしプーチンの戦争レジームがMMTに転じたら?…あるいは戦時ケインジアンに?」(2022年3月4日)
もしプーチン政権が、窮地に陥った要塞と化したロシアの中で、グローバル化と国内経済の正統派政策との間の縛りを解いたらどうなるだろうか。西側と公然と対峙している今、ロシアは為替管理の新体制によって強化された金融と財政の主権を行使して景気刺激策を打ち出し、そうすることで制裁の影響の大部分を無効にしてしまうのではないか。
ノア・スミス「歴史学者の知見に物申す:歴史理論は検証されるべきである」(2022年8月27日)
社会科学は不完全で不正確な取り組みであるために、歴史的な因果関係の問題に対して、物理学や化学のように実証的な検証により決定的な答えを示すことはないだろう。しかしそれでも我々は実証実験を行うべきなのだ。