経済学101は主に皆様の寄付によって賄われています。温かい支援をお待ちしています

タイラー・コーエン「デトロイト美術館の経済学」(2014年3月30日)

Tyler Cowen, “The Economics of Detroit art museum“(Marginal Revolution, March 30, 2014)

幸運なことに費用を推計するのは簡単なことだ。そして絵画の展示費用は主として時価から算出できる。16世紀フランドル画家ピーター・ブリューゲル(父)の「婚礼の踊り」を例に取ってみよう。デトロイト美術館の観者はこの絵を1930年から楽しんできた。将来世代のためにこの絵を保存するのにどれくらい費用がかかるだろうか。

結果、かなりの金額になることがわかった。クリスティーズによると、このキャンバスひとつで2億ドルに上る可能性があるという。金利が通常レベルに戻れば、例えば6%としよう、(同額の投資の)放棄利子利益は一年で約1200万ドルになる。

もし美術館が年間2000時間オープンしていると推定して、ギャラリー空間や他の間接的費用を無視するならば、展示された絵画を維持する費用は一時間あたり6000ドル以上だ。一年を通して、一時間に平均5人の観者が訪れるとして、ひとりにつき一時間1200ドル以上の体験を提供していることになる。

脱税と不平等

Annette Alstadsæter、Norwegian University of Life Sciences経済学ビジネス学部教授 Niels Johannesen、コペンハーゲン大学経済学教授 Gabriel … [Continue reading]

サミュエル・バッジ, アリヤ・ガードゥ, アレックス・ローゼンバーグ, メイシー・ウォン 「集団間の接触は国民形成をいかに涵養しうるか」(2018年1月7日)

Samuel Bazzi, Arya Gaduh, Alex Rothenberg, Maisy Wong, "How intergroup contact can foster nation-building", (VOX, 07 January 2018) 幅広く包摂的な国民アイデンティティ (national identity) 感覚の涵養は、長期的な社会的結束の命である。しかし急速に強まる地域的多様性のために、その達成はいま困難となっている。インドネシアの … [Continue reading]

タイラー・コーエン 「私に強い影響を及ぼした本《十選》」(2010年3月16日)

●Tyler Cowen, “Books which have influenced me most”(Marginal Revolution, March 16, … [Continue reading]

サイモン・レンルイス「メディアと政治家はこうしてダメ経済学を広める」(2018年5月20日)

[Simon Wren-Lewis, “How the media and politicians dumb down economics,” Mainly Macro, May 20, 2018] 経済学者がコミュニケーション技能を磨くのには大賛成だし、いま進行中のすぐれた改善計画もいくつかある。とはいえ、政治家とメディアがダメ経済学を世間に触れ回っていては、そんな努力も無に等しい。 … [Continue reading]

タイラー・コーエン 「私の哲学遍歴」(2006年8月17日)

●Tyler Cowen, “Philosophical journeys”(Marginal Revolution, August 17, … [Continue reading]

タイラー・コーエン「アンティークはなぜそんなに安くなったの?」(2018年3月10日)

Tyler Cowen, “Why are antiques now so cheap? “(Marginal Revolution, March 10, … [Continue reading]

ジョセフ・ヒース「税が税でない場合とは? 炭素税vs.炭素価格」(2014年7月19日)

When is a tax not a tax? Carbon taxes vs. carbon prices Posted by Joseph Heath on July 30, 2016 | environment, public … [Continue reading]

タイラー・コーエン「グレーバーの新著『クソ仕事:その理論』」

[Tyler Cowen, "*Bull Shit Jobs: A Theory*", Marginal Revolution, May 17, 2018] デイヴィッド・グレーバーの愉快な新著のタイトルは『クソ仕事』だ.きっと,すでに小耳に挟んだ人もいるだろう.短い要約はこちら. … [Continue reading]

タイラー・コーエン「絵画を高価にするのは何だろう」(2004年5月17日)

Tyler Cowen, "What Makes a Painting More Valuable"(Marginal Revolution, May 17, 2004) 結果の多くは驚くものではない。明るい色彩のものは暗い色彩のものより、楽しそうな自画像は未亡人のものよりよく売れるし、横長のものは暖炉の上に掛けやすい。以下にいくつか他のことも述べよう。 風景画は、馬や人が前景に位置していると3倍も値が上がることがある。工場の姿があると通常、価格は下がる。 … [Continue reading]