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アレックス・タバロック「グーグル都市」

[Alex Tabarrok, “Google City!,” Marginal Revolution, September 21, 2017]

Amazonは新しい本社を建てる都市を探してるそうだ.ちっちゃいねぇ.グーグルは都市をつくろうとしてる.『フィナンシャル・タイムズ』の記事から:

グーグルの親会社は,一から都市を建設するという途方もない計画に取り組んでいる――同社の都市イノベーション事業の責任者となっている役員が火曜に発言した.この計画が試みているのは,技術によって可能となった都市環境は生活の質を改善しうるとともに都市が環境に及ぼす影響を緩和できることの証明だそうだ.

(…)「実は新しい都市を建設したいと考えています.この都市の一地区にではありますが,しかし,十分な広さ・規模をもち,統合的にイノベーションの実験場となりうるものを考えています」と Sidewalk Labs のダン・ドクトロフが San Francisco Bay Area Planning and Urban Research Association で語った.
同氏によれば,Sidewalk は輸送機関やインフラ,ひいては行政・社会政策にすら及ぶ新しいアプローチの実験場をつくる提携相手となる都市の選定を「かなり進めている」と彼は語った.

私設都市に関する『ニューヨークタイムズ』論説でも(Shruti Rajagopolan と共著で)書いたように:

世界中で都市の建設がかつてないほど急速に進んでいる.中国がこの30年間で使ったセメントの量たるや,アメリカが20世紀全体で使った量を上回る.2050年までに,インドはさらに4億400万人が暮らせる新しい都市インフラを必要とする――アメリカの全都市をたった35年でつくるのに相当する課題だ.

(…)世界の都市化がすすむにつれて,都市の新しいかたちや都市計画の新しいかたちが必要となる.インドの Jamshedpur やバージニア州レストンのような,民間が設計し運営する都市が――私的所有都市が――答えをもたらすかもしれない.

ちなみに,『マネー』誌はアメリカで暮らすのに最良の場所の1つにバージニアの私設都市レストンを選んでいる.


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