ノア・スミス「でっかい問いにノーベル賞:アセモグル・ジョンソン・ロビンソンについて」(2024年10月15日)
実は今年の賞についてぼくはあんまり面白く思ってなくて,それでみんなをしらけさせるのはイヤだったからだ.とはいえ,かつては主流マクロ経済学を批判するのがブロガーとしてのぼくの持ち味みたいなものだったし,いったん自分のルーツに戻ってみるのも悪くないかもしれない.
タイラー・コーエン 「資本主義の文化的基礎」(2007年5月15日)
「資本主義の文化的基礎」について学ぶのに役立つ書籍と言えば?
マーク・コヤマ「古代ローマで産業革命は起こり得たか?:経済成長の起源に関する3つの議論から検討する」(2024年5月11日)
持続的・近代的な経済成長が近代以前の「成長の開花」の時期に生じなかった理由について理解を深めれば、1800年以後に移行が生じた〔持続的経済成長が可能となった〕理由を説明する上でどの要因が重要なのかをよりよく理解することができる。
ジョセフ・ヒース「初心者を経済学に入門“させない”方法」(2015年1月14日)
なぜ自分たちは経済学の宣伝がこんなにも下手なのだろうと悩む経済学者たちと話す機会がたくさんあった。問題の一部は明らかに、経済学者の多くが、経済学の方法論的基礎を道徳的・政治的に中立なものとして提示できていないことにある。