[『ニューヨークタイムズ』の9月号に掲載されたグラフの数(5年刻みで調べた)]
Pricenomicsブログから引用:
『ニューヨークタイムズ』からとったサンプルでは,1990年以前だと「ビジネス」セクション以外にグラフは1つしか見つからなかった(…).2000年代の後半になると,『タイムズ』の報道にとってグラフは中心を占めるようになっている.同紙はグラフィック担当の記者チームに紙面を斬新な視覚情報で埋めさせている.また,『タイムズ』のウェブ版では,そうしたデータ視覚化がインタラクティブになっている場合も多い.
(…)『ニューヨークタイムズ』が視覚重視の報道の方針をゆるぎないものにしたのは,2014年のデータ主導ニュースサイトの Upsot を立ち上げたときのことだ.Upshot 立ち上げ当時のチームは15名で,そのうち3名がフルタイム雇用のグラフィックジャーナリストだった.
言うまでもなく,この変化を後押ししている要因はコンピュータだ.データ分析と視覚化は強力なツールだ.もしかするとフリン効果でデータIQが上昇しているんじゃないかと思う.