「重大な格差とは~」と,かつてよく言われたものだけど:
アメリカの思春期の子供を代表する大規模標本では,IQ130以上ではフリン効果が認められる一方で,IQ70以下ではマイナスになっている.
また,IQ の変化は年齢集団でも大きく異なっている.
知的能力が低い人々でフリン効果がマイナスになっていることから,認知能力の格差拡大がうかがえる.
代表的でない標本から得られたデータにもとづいて IQ の変化傾向を一般化することに対して,こうした発見は疑義を呈する.
というわけで,うん,要注意かもね.
論文はこちら.via 優秀なる Kevin Lewis.