タイラー・コーエン 「クリスマスの商業化に反対!」(2012年5月8日)

●Tyler Cowen, “Why they hate Santa (the culture that is Scotland?)”(Marginal Revolution, May 8, 2012)


小さな子供の前にぼんやりと立ち塞がっていて、悪魔みたいな見た目をしているサンタクロースのポスターを作成したのは、美術大学で学ぶ学生。クリスマスの商業化に終止符を打ち、幼い子供を標的にする広告産業のやり口に異を唱えるためのキャンペーンの一環として作成された。そのポスターには、次のような文字も躍っている。「サンタはね、貧しい子供よりも、お金持ちの子供を優遇してるんだよ」(“Santa gives more to rich kids than poor kids”)。ポスターは、(スコットランドの南西部に位置する)グラスゴーにあるバルモア・ロードに飾られる予定になっている。

「サンタクロースは、子供たちに嘘を教えるために利用されているんです。商品は幸せを運んでくれるという嘘をです。サンタのお話は、まだ自分で物事の判断ができない子供たちを消費主義にのめり込ませる役目を果たしているんです。屋外にある看板よりも不道徳的だと思いますね」。そう語るのは、カレン氏。広告について4年間学んだ末に広告産業に幻滅を感じ、現在はグラスゴー美術学校で環境アートを学んでいるという。

全文はこちら。情報を寄せてくれた Jeremy Davis に感謝。

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