タイラー・コーエン「大学を付加価値で評価する」

[Tyler Cowen, “Rating colleges and universities by value-added,” Marginal Revolution, April 29, 2015]

ロズウェルとクルターニによる Brookings の新しい研究が,まさにこれをやってる.2年制の教育機関の評価順リストをみると,NHTI コンコーズ・コミュニティカレッジが1位で,以下,たいていの人が聞いたことのない機関がたくさん続いている.4年制の教育機関のリストをみると上位はこんな具合にはじまっている:

1. カリフォルニア工科大学
2. コルゲート大学
3. MIT
4. ローズ・ハルマン工科大学

さらに見ていくと,次々に驚きの結果がでてくる.コロラド・スクール・オブ・マインズはプリンストンよりもうまくやってる.レポート本文はこちらを参照.レポートに科する記事はこちら.ランキングを掲載したウェブサイトにときどき不具合が見つかるけれど,そのうち修正してくれるのを願っておこう.あるいは,もしかするといま閲覧者のトラフィックが多いせいかもしれない

[訳者の補足]ある大学に進学した学生の特徴をまとめ,その学生が似たような大学を卒業した場合に推測される給料と,その学生がキャリア途中で実際に得ている給料の差額を算出する.これをその大学の付加価値 (value-added) と考えている:

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(画像の出典:”Beyond College Rankings: A Value-Added Approach to Assessing Two- and Four-Year Schools,” Brookings)

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