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アンドルー・ポター
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マギル大学マックスベル公共政策大学院准教授(2017年まで同大学「カナダ研究所」所長)。トレント大学哲学准教授(2001-2004年)を経て、ジャーナリストに転身。日刊紙「オタワ・シチズン」編集、経済誌「カナディアン・ビジネス」特集記事担当デスク、「オタワ・シチズン」編集長などを歴任。ジョセフ・ヒースとの共著『反逆の神話』で有名。マギル大学よりBA(哲学)、トロント大学よりPh. D.(哲学)取得。
アンドルー・ポター「ノスタルジーは幼年期を殺すのか?」(2024年11月21日)
「子どもの民間伝承(childlore)」は、人類が継承してきた偉大な文化遺産のひとつであり、最も長く受け継がれてきた文化遺産でもある。しかし、それは生態系として脆弱で、アルゴリズムの前に生き残れるかどうか未知数だ。
アンドルー・ポター「警察による法の行使が恣意的に見えるのはなぜだろう?」(2023年12月20)
警察の業務は、警察自身の定義する秩序の維持にあることを理解すれば、警察の奇妙に見える行動も理解できるようになるだろう。
アンドルー・ポター「ウクライナのロシア国内への越境侵攻は『プーチンのメンツ潰し』や『停戦交渉のための戦果獲得』などではない。負けつつあるウクライナからの欧米諸国への警鐘だ」(2024年8月19日)
ウクライナ政府によるロシアへの越境侵攻はプーチンのメンツを潰した、との指摘がある。この侵攻は、ウクライナが敗戦の危機に瀕していることについての西側諸国への警鐘でもある。
アンドルー・ポター「X世代はなぜこうまで反動保守的なのだろう?」(2024年7月17日)
我々X世代が、MTV世代から古き良き共和党(GOP)世代になった真相は、身売りしたのではなく、ノスタルジアの容赦のない力だ。
アンドルー・ポター「リベラリズムを蝕むものはなにか?」(2023年4月6日)
リベラリズムを蝕むものはなにか。それは、神の不在ではなく、コミュニティーの欠如だ。
アンドルー・ポター「インテリは穿った見方をするあまり、ウクライナ情勢で奇怪なことを言ってしまう」(2022年10月6日)
ウクライナを支持している人たちは、単純な善悪判断に基づいている。しかし、人によっては逆張りから、白と黒しかないところに、灰色をひらすら見出そうとしている。