「第一子は保守的で、第二子以降は反逆的」というサロウェイ(Frank J. Sulloway)の説(出生順と性格特性との関係にまつわる説)に私があまり心を動かされない理由については、読者もご存知だろう〔拙訳はこちら〕。ところで、(米国のケーブルテレビチャンネルの一つである)ニコロデオンのウェブサイトで子供を対象とした(2004年の)米大統領選の模擬投票があると聞いて、我が子たちも興味津々な様子だった。6歳の長男(第一子)は、(現職の)ジョージ・ブッシュを強く推していた。曰く、「大統領が変わったら、法律も変えられるに決まってる。僕は、法律を今のままにしておきたいんだ」。3歳の次男(第二子)はというと、「ジョン・ケリーは好きじゃなかったけど、今は好き。ジョン・ケリー! ジョン・ケリー! ジョン・ケリー!」 。
兄弟喧嘩が始まったのは、言うまでもない。
子供たちの投票は、親たちの投票をうまく占えたりするんだろうか? 子供たちの投票結果はこちらだ [1] … Continue reading。
〔原文:“Kids pick the President”(Marginal Revolution, October 22, 2004)〕
References
↑1 | 訳注;リンク切れ。ケリーの得票率は57%、ブッシュの得票率は43%だったようで、子供たちの投票ではケリーに軍配が上がったらしい。ちなみに、親を含む大人たちの投票(本番?)では、ブッシュに軍配が上がっている。 |
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