男性の顔写真――顔写真に添えられているプロフィールには、その男性がどんな職業に就いているかが記されている――を女子大学生に見せて、長く付き合う相手としてどのくらい魅力を感じるかを評価してもらった。結果はというと、見た目がいい男性ほど、評価が高い傾向にあったし、年収が高い男性(年収が高い職業に就いている男性)ほど、評価が高い傾向にあった。大事なのは、ここからだ。見た目の魅力と年収の間に思いもよらない結びつきが見出されたのだ。見た目がよくて年収が高い男性は、見た目がよくてそこそこの年収の男性よりも、低く評価されたのである。
全文はこちら。文脈は違うが、「あんなに混んでるところには、誰も行かんよ」というヨギ・ベラ(Yogi Berra)の発言が思い出されるところだ。
お金持ちでハンサムな男性たちにとって、魅力の評価で劣っているのが異性と肉体関係を結ぶ上で不利に働くかどうかはわからない。彼らに同情する気にはならない。
〔原文:“Rich, handsome men”(Marginal Revolution, April 22, 2007)〕