1940年に生まれた赤ちゃんたちが30歳の大人になったとき,親が30歳で稼いでいた課税前の世帯所得を上回っていた人たちはおよそ92パーセントいた.(もっと上の年齢の課税後所得でも結果は同様だ)
(…)1980年生まれの赤ちゃん――いま36歳になっている人たち――の場合,アメリカンドリームをはかるこの指標は,50パーセントにまで落ちている:つまり,親が同年齢のときに稼いでいた額を上回った人たちは,半数にすぎない.
上記は,『ニューヨークタイムズ』のデイヴィッド・レオンハートの記事から引用した.紹介されている元ネタは Raj chetty による新研究だ.Jim Tankersley の文章にもっと詳しく書かれている.『ブルッキングス』での報道はこちら.さらに,ここで Vincent Geloso がデータのいろんな調整法について考察している.