アレックス・タバロック「字幕>吹替え」(2019年1月15日)

Alex Tabarrok, “Subtitling > Dubbing“(Marginal Revolution, January 15, 2019)

テレビ番組の翻訳技術が英語スキルに影響するか全世界的規模の分布を調査した。字幕付きオリジナル版の放送は大きなプラス効果があるのに対し、吹替え版では反対であることが、英語能力試験の点数において認められた。各国がどちらの翻訳方法を選択したのか歴史的背景を分析し、字幕指標の可能な内生性を説明するのに使用した。スキルタイプ別に分けると、テレビ番組は特にリスニング能力に有効なことがわかった。我々の論文は、外国語学習の上達方法として政府が字幕番組を推進することを提言している。

これは「テレビか否か:字幕の英語スキルへの影響( TV or not TV? The impact of subtitling on English skills)」からである。有益な調査結果を載せている賢い研究だ。

私たちのマージナル・レボルーション大学(Marginal Revolution University, or MRU)(教科書のリンクはこちら)のミクロ経済学原理およびマクロ経済学原理の動画は、英語、スペイン語、ヒンディー語、アラビア語、その他諸言語の字幕が付いているので、経済学のみならず語学を学ぶ手助けにもなるかもしれない、と私は言わずにはいられないのだ。

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