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アレックス・タバロック「平均の終焉: 新聞編」(2019年8月1日)

[Alex Tabarrok, “Average is Over: Newspaper Edition,” Marginal Revolution, August 1, 2019]

新聞でも平均の時代が終わったのをLAタイムズのジョシュア・ベントンが例証している

下の表を見てもらうと,左側の数字は 2002年に発行された印刷版の部数だ.部数のトップはニューヨークタイムズだったけれど,2位以下の他紙もそんなに差を開けられずに続いている.それぞれの部数は,おそらく各都市の規模に関連している.他方で,表の右側に並んでいる数字は電子版の購読数だ.ここでもニューヨークタイムズが首位にある.同格と言えそうなのはワシントンポストだけだ(ただ,ベントンはウォールストリート・ジャーナルも表に加えておくべきだった.同紙の電子版購読数は 150万だ.) 案内広告その他の地元情報は,いまやウェブ上で複数の代替情報源があって,地方紙の需要は大きくない.ニュースは全国版で,全国規模で生き残れる新聞はほんの一握りしかない.さらに,全国規模で生き残れる少数の新聞は,競合相手よりもずっといい状況にある.その理由は,いい状況になれるだけの資金があるからに他ならない.


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