タイラー・コーエン 「海外旅行中の最大のリスクとは?」(2007年4月22日)

●Tyler Cowen, “Be afraid, be very afraid”(Marginal Revolution, April 22, 2007)


ジェネラル・ツアーズ社でツアーの立案を手掛けるバリー・ゴールドスミス(Barry Goldsmith)は、これまでに100カ国近くの国に旅したことがあるという。テロや犯罪に巻き込まるのではないか。感染症にかかるのではないか。旅先ではそんな心配が頭をよぎるが、一番の心配の種は他にあるという。

「海外旅行での最大のリスクは、交通事故です」。ゴールドスミスはそのように語る。

米国務省領事局で上級職に就くベッツィー・アンダーソン(Betsy L. Anderson)も、「海外にいるアメリカ人の不自然死の中で最も多い死因」は、路上での交通事故と語る。

全文はこちら。いくつかのごくシンプルな教訓を引き出せるだろう。海外でレンタカーを借りる場合は、シートベルト付きの車を選ぶこと。海外で車に乗る機会がある時は、できる限り後部座席に座ること。夜間に車を運転しようとしない(あるいは、夜間に車に乗ろうとしない)こと。車でのドライブはできるだけ控えること。「アンデス越えの最中のバス転落事故」に巻き込まれないようにすること。

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