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マーク・ソーマ 「雇用創出政策の核心部分が顧みられていない」 (2015年11月17日)

Mark Thoma, An Essential Part of Job Creation Policy is Missing, (Economist’s View, November 17, 2015)


私の最新の論稿:

雇用創出政策の核心部分が顧みられていない: 両政党の大統領候補者は労働者階級の苦境に焦点を合わせている。正しい選択である。格差は広がり続け、職を得るのも依然として難しい。職が見つかる時にしても、それは低賃金でしかも福祉手当の給付は仮にあっても甚だ貧弱なものに留まる傾向がみられる。グローバリゼーションとデジタル技術のせいで生活の安定が極めて乏しい現状に加え、労働者には適切な社会保険を頼りに失業の高いコストから身を守る事も出来ない。

その一方、職を有する者の賃金にも行き詰まりがみられるなかで、児童保育・健康管理・住宅供給・公共事業・大学・輸送・保険・食・レクリエーション (4人家族で映画を見に行くたったそれだけの為に、最低賃金では一体何時間労働する必要があるだろうか?) 等々に掛かる費用は上昇の一途を辿っており、多くの世帯で家計の帳尻を合わせる事がいよいよ困難になってきている。

そこで大統領候補者らは、まともな賃金を支払う職を創出する為に取り組むべきは何かという点に焦点を合わせたのだった。しかし彼ら候補者その他が目下繰り広げている討論は、雇用創出のもつ或る重要な側面を考慮していない。…

 


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