タイラー・コーエン「いたるところに市場あり:スペインの丁寧さ価格差別」

[Tyler Cowen, “Spanish politeness price discrimination markets in everything,” Marginal Revolution, September 5, 2016]

とあるスペインのカフェでは,注文が不作法な客にはコーヒーやスイーツの代金に上乗せして請求するようになった.

リャンサのレストラン Blau Grifeu では,同じモーニング軽食でも,不作法な客には5ユーロを請求する一方で物腰の丁重な客には3ユーロしか請求しない.

一言 ‘please’ を言い添えてバリスタにおはようの挨拶をするだけで,たった 1.30ユーロでコーヒーが飲める.

記事の全文はこちら(via Minakowski).また,背景のストーリーはこういう話だ:

コロンビア出身の41歳[のオーナー]はこうも語った――母国のコロンビアにくらべて,スペインの人々は「お願いします」や「ありがとう」と言わない傾向があるのは,おかしなことに感じるんです.コロンビアの人たちの方が,典型的に,もっとお行儀がいいですね.

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