●Brad DeLong, “I Wish I Had Said That”(Grasping Reality, November 24, 2005)
マーク・クレイマン(Mark Kleiman) が「お手製」の格言づくりに勤(いそ)しんでいる。
“Sad but true” [1] 訳注;リンク切れ :薬物対策を論じる会議に出席した時に、「これはいい!」と心を打たれた格言(箴言)に二つ出くわした。まるで自作であるかのように、折に触れて堂々と使わせてもらうつもりだ(言い出しっぺ本人から名前を出していいという許可が得られない限りは、誰の作かを明言しないでおくというのが私のモットーだ)。薬物対策に絡んで述べられた発言ではあるが、応用範囲はだいぶ広いだろう。
- Does research influence policy? Certainly it does. Especially bad research./研究は政策に影響を及ぼすか? 疑いなく及ぼす。とりわけ、杜撰(ずさん)な研究はそう。
- Yes, it would be nice to have evidence-based policy-making. But even if we can’t get that, perhaps we can do away with policy-based evidence-making./証拠に基づいて政策が立案されるのが望ましいのは言うまでもないが、たとえその望みを叶えられなくとも、政策に基づいて証拠が作成される [2] … Continue readingのを防ぐことくらいはできる。
(他人の気の利いた発言を耳にして)「先に言っておきたかったなあ」と発言して、「どうせパクるでしょうに」って返されたのは、オスカー・ワイルドだったか。