月: 2024年9月
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マーク・コヤマ「ジェームズ・C・スコット“Seeing Like a State”に関する考察」(2024年7月22日)
市場に対する過小評価を考えると、スコットの国家に対する批判も同様の問題を抱えていないだろうか、という疑問が湧く。
ジョセフ・ヒース「学問としてのマルクス主義はなぜ凋落したのか」(2024年9月15日)
未だにレトリックとして効果を持ち続けていることを別にすれば、マルクス主義は役立たずになってしまったのだ。
ジョセフ・ヒース「ジョン・ロールズと西洋マルクス主義の死」(2024年8月25日)
「ロールズの著作を読むとき,最大の難所は,どうしてその本がそんなにも重要だったのかを見抜くことだよ――なにしろ,おそろしく退屈に思えるからね(一般向け,初歩的,などなど).」 この難所を乗り越えるために私から言える最良の提案は,『正義論』を読むのであれば,「これこそ,西洋マルクス主義を殺した本だぞ」と思いながらとりかかり,いったいどうやってそれを成し遂げたのかを見抜くことに集中することだ.
ジョセフ・ヒース「反自由主義的リベラリズム」(2024年7月30日)
YIPたちはこの緊張関係を処理するために、伝統的なリベラルの教義に潜む曖昧さや抜け穴を利用して、自らの奉じる価値と戦術との間にある矛盾を中和している。結果、私が「反自由主義的リベラリズム(illiberal liberalism)」と呼ぶ政治スタンスが生まれる。
タイラー・コーエン 「迷信の力 ~季節変動ショックとしての『13日の金曜日』~」(2010年8月13日)
「13日の金曜日」には多くの人がビビり倒すせいで、経済活動が鈍るらしい。
2024年9月12日
ステファニー・ケルトン「台本をひっくり返そう:その赤字は誰にとって良いことなのか?」(2024年9月10日)
トランプは正しかった。政府の財政が心配で夜も眠れないという人は、アメリカにはほとんどいない。