アレックス・タバロック 「神の怒りを鎮めるために」(2008年5月6日)

保険に入る(保険を買う)と、神の怒りを鎮(しず)めることができる――何か悪いことが起きるのを防げる――と思われているらしい。
画像の出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/25090499

人が保険に入る(保険を買う)のはなぜか? 何か悪いことが起きた時の備えとしてというのが経済学者の言い分だ。ところが、心理学者によるいくつかの実験によると、多くの人は「保険に入れば、悪いことが起きない」と考えて保険を買うらしいことが示唆されている。保険に入れば、悪いことが起きるのを防げる(例えば、病気にならない)と思われているらしいのだ。

詳しくは、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されているジョン・ティアニー(John Tierney)のこちらの記事を参照されたい。


〔原文:“Appeasing the Gods”(Marginal Revolution, May 6, 2008) 〕

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