好きなものは最初に食べる派? それとも、最後までとっておく派? 大抵の人はどちらかに属するが、ブライアン・ワンシンク(Brian Wansink)の『Mindless Eating』(邦訳『そのひとクチがブタのもと』)によると、食の戦略が分かれる理由についてシンプルな説明があるという。
好きなものは最初に食べる派という人は、末っ子か、家族が多かった傾向にあるという。その一方で、最後までとっておく派という人は、一人っ子か、第一子(長子)であることが多いという。なぜなら・・・って詳しく説明する必要はないよね?
ところで、『Mindless Eating』(邦訳『そのひとクチがブタのもと』)は、食に関する本・・・と見せかけて、リサーチデザイン(研究・調査の方法論)が真のテーマになっているのだ! 激しくお薦めの一冊だ。
〔原文:“Eating Strategies”(Marginal Revolution, June 28, 2007)〕