●Tyler Cowen, ““Late believers”: more rational than you think”(Marginal Revolution, December 24, 2009)/【訳者による付記】本サイトで訳出されているこちらの記事――タイラー・コーエン 「我が子にサンタの正体を明かすべきか?」(2015年12月24日)――とあわせて読むといいかもしれない。
ワシントン・ポスト紙に掲載された記事の一部を以下に引用するが、ロビン・ハンソンが書いた文章を読んでいるかのような感覚に一瞬襲われたものだ。
フィオナ・ペンもサンタクロースの魔力に長らく取り付かれている一人だ。(バージニア州フェアファックス郡のアレクサンドリアにある)カール・サンドバーグミドルスクールに通う12歳の女生徒。ショッピングセンターのあちこちに大勢のサンタがウロチョロしていることも、クリスマスプレゼントは空からやってくるのではなく(米国物流大手の)UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)のトラックが運んできてくれることも、フィオナは気付いている。しかしながら、自分の家にやってくるサンタは別だと信じているのだ。
フィオナは語る。「ショッピングセンターにいるサンタたちは、変わるんです。新しく雇われたりクビになったりして入れ替わるんです。でも、私の家にやってくるサンタは本物なんです」。
全文はこちら。
(追記)フィオナ本人が本ブログのコメント欄に登場して(「サンタなんていない!」と語る)懐疑論に応答している [1] … Continue reading。
References
↑1 | 訳注;フィオナのコメントも訳しておくとしよう。「どうも、フィオナです。記事に名前が出てるフィオナです。今日の朝起きてワシントン・ポスト紙を読んでいたら、サンタについての素晴らしい記事が目に留まりました。その記事を読み進めていたら・・・何と私の名前が出てるじゃないですか! それも、ワシントン・ポスト紙の第一面にです! ものす~~ごくハッピーな気分でした。新聞を読み終えてから教会にクリスマスイヴの礼拝に行ったんですが、ず~っとテンション上がりっぱなしでした。車で家に帰っている最中に、ママに「あなたの名前をグーグルで検索してみたら。あの記事のおかげで、あなたの名前が上(検索結果の上位)に出てくるかもしれないわよ」って言われたんです。ママの言う通りに検索してみたら・・・私の名前が上に出てきました! 嬉しかったです。でも、あの記事よりも検索で上に出てきたこちらのサイトにお邪魔して、コメント欄を読んでいたら嬉しさも冷めていきました。みなさんありがとう。ほんとにほんとにありがとう。クリスマスイヴだというのに・・・何てさもしいんでしょうね。またいつか自分の名前をグーグルで検索しようと思う機会があれば、よくよく考えた上でそうすることにします。 P. S. ワシントン・ポスト紙の記事は、最後まで読んでもらいたいです。本物のサンタさんは、20年前に会った人のことも覚えているし、白血病にかかった女の子の家にわざわざ足を運んだこともあるんです。」 |
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