タイラー・コーエン 「私がこれまでに目撃した革命的な出来事」(2023年1月15日)

その性質にしてもそのインパクト(影響)の大きさにしてもその継続期間にしてもまるで違うが、私が今まで生きてきた中で目撃した革命的な出来事をいくつか列挙すると・・・、

1. 月面着陸(1969年):人工衛星の開発に火をつけたのを別として、そのインパクトの多くはまだ表面化していない。両親の許しもあって、アポロ11号が月に降り立つのをテレビで夜遅くまで眺めていたものだ。

2. 共産主義体制の崩壊(1989年-????):今やポーランドは、訪ねる(旅行する)のにもってこいの魅力的な国になっている。上海も驚嘆させられる場所に様変わりしている。ちなみに、共産主義時代の東欧に足を踏み入れたことがあるのは生涯で一度だけだ(1989年に訪問)。

3. アジアの躍進:日本や韓国が目覚めた(躍進しはじめた)のは、私がこの世に生を受けた頃だ。中国の躍進は言うまでもなく、インドの躍進も続きそうだ。

4. 社会の女性化(Feminization):今もなお継続中の出来事。始まりはいつかとなると、はっきりしない。 そのインパクトたるや絶大だ。

5. インターネットの登場・普及:これもいつ始まったかを確定するのは難しいが、1990年代から今までずっと続いている出来事というのが私の意見だ。

6. スマートフォンの登場(2007年):そのインパクトは、誰もがひしひしと感じているだろう。iPhone(初代)を発売初日に買ったら、本ブログの読者たちから「アップルファンの坊や」ってからかわれたものだ。

7. ちゃんと使える大規模言語モデル/AI(人工知能):どのくらいの(あるいは、どんな)インパクトを持つかは今のところ不明。

次に続くのは、「アフリカの人口爆発」になるかもしれない。


〔原文:“The major revolutions I have seen in my lifetime”(Marginal Revolution, January 15, 2023)〕

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