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タイラー・コーエン「ラジオと暴動」(2020年11月21日)

[Tyler Cowen, “Radio and riots,” Marginal Revolution, November 21, 2020]

かつて,1960年代の人種暴動はアメリカでもっとも暴力的かつ破壊的な民族的暴動だったが,その後,人種暴動は減少してきている.だが,そうした暴動を説明する単一の共通要因はいまだ見出されていない.黒人向け番組を放送していたラジオ局全ての新規データセットをもちいたところ,メディアが暴動におよぼす影響はかなり大きく,統計的に有意であることがわかった.そうしたラジオ局からの受信の限界的増加につき,暴動発生の確率と暴動の激しさがそれぞれの平均水準が 7% と 15% 上昇することにつながると推定される.本稿では,この背後にある7つのメカニズムを考察し,ラジオ番組聴取の量・質・長さがいずれも決定的な要因となっていることを論じる.

上記は,Andrea Bernini最近の論文から引用した.著者はオックスフォード大学博士課程にいて,いま求職中だ.


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