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タイラー・コーエン 「恋愛はチョコレートの味がする?」(2003年11月13日)

●Tyler Cowen, “What is love?”(Marginal Revolution, November 13, 2003)


脳スキャンを用いた最新の研究によると、恋に落ちたばかりのカップルは、感情ではなく、モチベーション(やる気)や衝動(drive)に駆られているということだ。

付き合いたてのカップルの脳の働きを観察すると、ドーパミンが大量に分泌される部位が活発に活動していることが見て取れるという。その部位はやる気や報酬と関わりがあり、二人の関係がアツアツであるほど、その部位の活動はますます活発になるということだ。

この記事の白眉と思われる箇所――あるいは、最悪な箇所と言うべきか?――を以下に引用しておこう。

fMRIでスキャンした脳の画像によると、付き合いたての段階では、尾状核や腹側被蓋野の活動が活発になり、計画(planning)や快楽(快感)の追求に焦点が合わせられる傾向にあるという1。ちなみに、尾状核や腹側被蓋野の活動は、チョコレートを食べて満足を感じた際にも活発になるという。・・・(略)・・・また、恋愛は、強迫性障害と似た側面も備えているとのことだ。

全文はこちら。恋愛と強迫性障害との関係については、こちらの記事で関連する研究が取り上げられているので、あわせて参照されたい。上に引用した記事で話題にされている研究によると、恋愛中の男女の間ではいくつか違いも見られるらしい。例えば、男性の方が女性よりも性欲に強く影響される傾向にあるということだ。

  1. 訳注;なお、関係が長引くにつれて、感情を司る部位(島皮質や前帯状皮質の一部)の活動が活発になるとのこと []

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