経済学101は主に皆様の寄付によって賄われています。温かい支援をお待ちしています

タイラー・コーエン 「至る所に市場あり ~イングランド代表チームが敗退するリスクに備えた保険?~」(2006年6月13日)

●Tyler Cowen, “Insurance markets in everything”(Marginal Revolution, June 13, 2006)


今年(2006年)の早春に・・・(略)・・・サイモン・ブルゲスはイングランド代表チームのサポーターであるポール・ハッカーと保険契約を結んだという。イングランド代表チームがワールドカップの1次リーグ(同じ組に入っている対戦相手はパラグアイ、トリニダード・トバゴ、スウェーデン)で敗退してそのショックで「心的外傷(トラウマ)」を抱えることになった場合に100万ポンドを超える保険金を支払うというのが契約の内容。見返りにブルゲスが受け取る保険料はおよそ195ドル(100ポンド)。エセックスを本拠とするブルゲスの会社はイングランド代表チームのサポーター向けに似たような内容の保険を何百種類にもわたって取り揃えているという。

同じくらいの保険料で処女懐胎のリスクに備えた保険も売り出し中と語るブルゲス。キリストは私のお腹に宿るかたちで再臨するに違いないと信じて疑わない(スコットランドのインヴァネスに住む)3名の女性と既に保険契約を締結済みだという1

「スコットランド代表チームのサポーターとも保険契約を締結済みです。イングランド代表チームがワールドカップで万一優勝してそのショックで心的外傷を抱えることになった場合に治療費として保険金を支払うというのが契約の内容です」とブルゲス。ブルゲスの会社は他にもエイリアン(宇宙人)に誘拐されるリスクに備えた保険も売り出しており、エイリアンに誘拐されるのではないかと恐れるカリフォルニア州の住人を相手に既に3万件の保険契約が成立しているという。

全文はこちら2。情報を寄せてくれたJohn de Palmaに感謝。

  1. 訳注;保険金はキリストを養育するための費用にあてるという契約内容になっているようだ。 []
  2. 訳注;リンク切れ。代わりに同じ話題を取り上げているこちらの記事を参照されたい。 []

コメントを残す