個人指導への WTP(支払い意欲)は,大学に通う年間の平均正味コストのおよそ 4.2%を占める.他方,キャンパスでの社交活動への支払い意欲は平均正味コストの 8.1% を占める.支払い意欲には大きな多様性があり,社会経済的な集団で系統的に異なっている.我々の分析からは,経済的に不利な学生たちの方が大学の社交生活から引き出せる価値が大幅に少ないことが示されている.ただし,これは主に時間とリソースの制約に起因している.
上記は,Aucejo, French, & Zafar による新しい NBER ワーキングペーパーからの抜粋.