●Tyler Cowen, “Tips for scoring with the opposite sex”(Marginal Revolution, December 13, 2008)
その秘訣とは読書。そう、読書だ。
調査に応じた男性陣の回答を集計した結果によると、インターネット上のニュースサイトにシェイクスピアの作品、そして曲の歌詞を好んで読む女性に一番好感を抱くとのこと。翻って女性陣の回答はどうなっているかというと、男性にはネルソン・マンデラの自伝やシェイクスピアの作品を読んでいてもらいたいとのことだ。
記事のリンクはこちら。 調査対象となった男性のうち46%は読んでもいない本なりウェブサイトなりを読んだと嘘をつき――友人や意中の異性に好印象を与えたいとの思いからというのがその理由――、女性のうち33%は自らの読書習慣について嘘をついたことがあると認めたということだ。読書絡みの嘘は意中の相手の気を引くためにつかれる嘘のランキングで実に第二位に位置しているそうだ。ちなみに、第一位は過去の恋愛体験に関する嘘だという。
10代の(イギリスの)若者に限定すると結果はどうなっているかというと・・・
10代の男子が同年代の女子に好感を持ってもらうには何を読めばいい(何をチェックすればいい)だろうか? 10代の女子の(どんなものを読んでいる同年代の男子に好感を抱くかという問いに対する)回答を集計した結果によると、第一位はFacebookとMySpace。それに続くのがショートメールに『ハリー・ポッター』シリーズに曲の歌詞。『Zoo』や『Nuts』といった男性誌は第七位。反対に10代の女子が同年代の男子に好感を持ってもらうには何を読めばいいか(10代の男子がどんなものを読んでいる同年代の女子に好感を抱くか)というと、同じくFacebookとMySpaceが同率一位でショートメールが第二位。それに続くのが曲の歌詞にレシピ本(料理本)に『ハリー・ポッター』シリーズ。そして一安心というべきか、第七位にはジェーン・オースティンの作品が滑り込んでいる。
調査対象者全体の(どんなものを読んでいる異性に好感を抱くかという問いに対する)回答を集計したリストはこちらの記事で確認できるが、きっと誰も彼もが嘘の回答をしているに違いない。