ピーター・ターチン「アフリカの休暇報告」(2023年9月10日)

アフリカを初めて訪問したのは30年以上前だが、即座に虜になった。今では毎年、仕事をすっかり忘れて、ただただ荒野風景と野生動物を楽しむために出かけている。今年は二人の旧友と一緒に南アフリカを訪問した。我々は、ほとんどの時間をクルーガー国立公園とその周辺で過ごした。

クルーガー国立公園には以前(20年ほど前)に行ったことがあるが、今でも素晴らしいと言う他ない。実際、今回は、前回よりも多種多様な野生動物を観察できた。目を引いたもののいくつかを紹介してみようと思う。

全ての写真は私の撮影で、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスだ〔原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ元の作品を改変しなければ、営利目的であっても自由に利用(転載、コピー、共有)可能〕。

雄のウォーターバック

「歯ブラシ」を使うハイエナ

茂みの影からひっそりと現れるアフリカゾウ

シマウマは非常にフォトジェニックだ!

インパラはあまりに頻繁に見かけるために、「ただのインパラか」と呼ばれてしまうのだが、それはこの美しい生き物への侮辱だ。

リオカンは間違いなく今回の旅行でのハイライトだった。リオカンを見たのは初めてだ!

ダルマワシ

ミナミジサイチョウは目を引く鳥だ。この個体は約1mに達する。

紹介を必要としない「王」。

順番待ち中

角の先端の太さから雄だとわかる。

この巨大なクーズー〔カモシカの一種〕は、豹による狩りの対象となった。続いて、ハイエナの処分の対象となった。

豹はまだ〔狩ったクーズーの〕付近をウロウロしているが、ハイエナはクーズーを全て平らげてしまって、豹はもう何にもありつけないだろう。

別の豹。クーズーの死骸の周りには、3頭の豹と3頭のハイエナがうろつきまわっている。

このハイエナは、クーズーの肋骨を噛み切ろうとしている。銃声のような音がするが、ハイエナの顎は信じられないくらい強靭だ。

かなり早朝。ライオンは、その日、1日中横になるための場所を探している。

これは生きている雄のクーズー。素晴らしい生き物だ。

珍しいアフリカトキコウを発見!

何やら思いを馳せている…。

駆けずり回っている…。

サイの赤ちゃん。

バッファローの視力はそんなによくない…。

約束に遅刻してきたセグロジャッカル。

クルーガー国立公園ともお別れ

[Peter Turchin, “My African Vacation” cliodynamica, 10 September, 2023]
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