タイラー・コーエン「いたるところに市場あり:睡眠ツーリズム」(2022年10月7日)

[Tyler Cowen, “Markets in everything — sleep tourism,” Marginal Revolution, October 7, 2022]

睡眠習慣を改善するために休暇で旅行に出かけるなんて,ずいぶんと妙な方法に思えるかもしれない.ところが,睡眠ツーリズムの人気は,何年も前から高まってきていて,世界中のホテルやリゾート地で睡眠時間の増加を売りにした滞在プランが登場している.

パンデミック以降,睡眠ツーリズムへの関心はうなぎのぼりだ.いつくもの名高い施設が,睡眠不足に苦しむ人々に感心を注いでいる.

この12ヶ月のあいだに,パークハイアット・ニューヨークは900平方フィートの空間に各種の睡眠増強設備をととのえた「健康増進睡眠スイート」を新たに用意したし,ローズウッド・ホテル & リゾートは「安らぎを促進する」よう設計された「睡眠錬金術」と名付けたさまざまな静養所を立ち上げている.

ロンドン初の睡眠特化ホテル Zedwell は,画期的な防音設備をととのえた部屋を売りに,2020年前半に開業した.また,その翌年にはスウェーデンのベッド製造企業 Hästens(ヘステンス)が世界で最初の「ヘステンス睡眠スパホテル」をポルトガルのコインブラ建てた.同ホテルは,15部屋のブティックホテルだ.

記事の全文はこちら.via Mike Doherty.

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