1930年代初頭,アルバート・アインシュタインはハリウッドで来客した友人のチャーリー・チャップリンをもてなしていた.2人はエルザ・アインシュタインが焼いたタルトを楽しみながら,のんびりおしゃべりしていた.そんななか,アインシュタインの息子がチャップリンに話を向けた.「チャップリンさんは人気者ですよね」と息子.「人気の理由は,あなたが大衆に理解されているからです.ところが,こっちの大学教授の人気は,大衆に理解されていないことに理由があります.」
上記は, Charles Seife の新著『ホーキング,ホーキング:とある科学界セレブの売り出し方』から.