●Tyler Cowen, “The best fiction in recent times”(Marginal Revolution, April 15, 2022)
私なりに選ばせてもらうと、以下のようになる(順不同)。
*W・G・ゼーバルト(W. G. Sebald)著『移民たち:四つの長い物語』(初版が出版されたのは1992年だが、「近年」って言えない?)
*エレナ・フェッランテ(Elena Ferrante)の『ナポリの物語』四部作
*カール・クナウスゴール(Karl Knausgaard)の『わが闘争』の第1巻と第2巻
*フィリップ・プルマン(Philip Pullman)の『ダーク・マテリアルズ』三部作
*ミシェル・ウエルベック(Michel Houellebecq)著『服従』
*ミン・ジン・リー(Min Lee)著『パチンコ』
*劉 慈欣(Ciu Lixin)著『三体』
*ロベルト・ボラーニョ(Roberto Bolaño)著『野生の探偵たち』
*村上春樹(Haruki Murakami)著『1Q84』
*ヴィクラム・セス(Vikrram Seth)著『A Suitable Boy』(未訳)
*オルハン・パムク(Orhan Pamuk)著『無垢の博物館』
*ニール・スティーヴンスン(Neal Stephenson)著『クリプトノミコン』
*デイヴィッド・グロスマン(David Grossman)著『To the End of the Land』(未訳)
*デイヴィッド・ミッチェル(David Mitchell)著『クラウド・アトラス』
*ジョゼ・サラマーゴ(Jose Saramago)著『白の闇』
*チャイナ・ミエヴィル(China Mieville)著『都市と都市』
*J・M・クッツェー(J. M. Coetzee)著『恥辱』
古典に括(くく)られるような過去の傑作なんかと比べても、そこまで引けを取っていないと思う。見過ごしてる作品はないだろうかね?