アフリカを初めて訪問したのは30年以上前だが、即座に虜になった。今では毎年、仕事をすっかり忘れて、ただただ荒野風景と野生動物を楽しむために出かけている。今年は二人の旧友と一緒に南アフリカを訪問した。我々は、ほとんどの時間をクルーガー国立公園とその周辺で過ごした。
クルーガー国立公園には以前(20年ほど前)に行ったことがあるが、今でも素晴らしいと言う他ない。実際、今回は、前回よりも多種多様な野生動物を観察できた。目を引いたもののいくつかを紹介してみようと思う。
全ての写真は私の撮影で、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスだ〔原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ元の作品を改変しなければ、営利目的であっても自由に利用(転載、コピー、共有)可能〕。
雄のウォーターバック
「歯ブラシ」を使うハイエナ
茂みの影からひっそりと現れるアフリカゾウ
シマウマは非常にフォトジェニックだ!
インパラはあまりに頻繁に見かけるために、「ただのインパラか」と呼ばれてしまうのだが、それはこの美しい生き物への侮辱だ。
リオカンは間違いなく今回の旅行でのハイライトだった。リオカンを見たのは初めてだ!
ダルマワシ
ミナミジサイチョウは目を引く鳥だ。この個体は約1mに達する。
紹介を必要としない「王」。
順番待ち中
角の先端の太さから雄だとわかる。
この巨大なクーズー〔カモシカの一種〕は、豹による狩りの対象となった。続いて、ハイエナの処分の対象となった。
豹はまだ〔狩ったクーズーの〕付近をウロウロしているが、ハイエナはクーズーを全て平らげてしまって、豹はもう何にもありつけないだろう。
別の豹。クーズーの死骸の周りには、3頭の豹と3頭のハイエナがうろつきまわっている。
このハイエナは、クーズーの肋骨を噛み切ろうとしている。銃声のような音がするが、ハイエナの顎は信じられないくらい強靭だ。
かなり早朝。ライオンは、その日、1日中横になるための場所を探している。
これは生きている雄のクーズー。素晴らしい生き物だ。
珍しいアフリカトキコウを発見!
何やら思いを馳せている…。
駆けずり回っている…。
サイの赤ちゃん。
バッファローの視力はそんなによくない…。
約束に遅刻してきたセグロジャッカル。
クルーガー国立公園ともお別れ
[Peter Turchin, “My African Vacation” cliodynamica, 10 September, 2023]