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アレックス・タバロック「Uber は生産性を高める」

[Alex Tabarrok, “Uber Increases Productivity,” Marginal Revolution, March 14, 2016]

タクシー運転手にくらべて Uber の運転手の方が走行距離1マイルあたりでみても労働時間あたりでみても,運ぶ乗客数が多い.言い換えると,Uber のシステムの方がタクシーシステムよりも生産性でまさっている.これが,ジャッド・クレイマーとアラン・B・クルーガーによる新論文の大きな発見だ.

平均でみて,UberX運転手の方がタクシー運転手よりも時間で計った設備稼働率が 30 パーセント高く,また,マイルで計った稼働率は50パーセント高い.ただし,タクシーに関するデータは両方の尺度を同じ都市のセットに当てはめるのに利用できていない.

UberX 運転手の方が稼働率が高くなるのに貢献していそうな要因は4つある:

1) Uber の方が運転手と乗客のマッチング技術で効率にすぐれている;
2) Uber の方が規模が大きく,そのためにより素早いマッチングができる;
3) 非効率なタクシー規制;
4) Uber の柔軟な労働供給モデルと需要に応じた値上げ,これにより一日の需要変動にもっと密接に供給が釣り合わされる.

以前にクルーガーは Uber に委託されて Uber 運転手に関する論文を共著で書いているが,この論文は委託されたものではない.


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