経済学101は主に皆様の寄付によって賄われています。温かい支援をお待ちしています

タイラー・コーエン 「レストランでおいしい料理を注文する方法 ~あの本の教えを守って注文すると~」(2005年5月22日)

●Tyler Cowen, “How to order in a restaurant”(Marginal Revolution, May 22, 2005)


Kottke.orgで「レストランでおいしい料理を注文する方法」のパロディが紹介されている。

Blink by Malcolm Gladwell(邦訳 『第1感――「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』):メニューを一瞥して、最初に目にとまった料理を注文すること。どの料理を注文するかは、2~3秒程度で決める必要がある。それ以上時間をかけると、選択の質(ひいては、料理の質)が落ちてしまうので注意。

Freakonomics by Steven Levitt and Stephen J. Dubner(邦訳 『ヤバい経済学』):レストランでおいしい料理を注文したければ、レストランが直面している経済的なインセンティブを理解する必要がある。まずは、接客係にお薦めの料理を尋ねよ。そして、接客係のお薦めとは別の料理を注文せよ。なぜなら、接客係は、できるだけ利幅の大きな料理だったり、できるだけ早く始末したい料理(いたむのが早い食材を使っている料理)だったりを注文させようと企むだろうからだ。メニューの中で2番目に安いワインを注文するなんていうのはもってのほかだ。メニューの中でも一番利幅が大きい(それゆえ、一番選んではいけない)のが、2番目に安いワインなのだ。

The Paradox of Choice by Barry Schwartz(邦訳 『なぜ選ぶたびに後悔するのか――オプション過剰時代の賢い選択術』):メニューを手に取るや、4枚か5枚にビリビリに破り割いてしまうがよい。そして、どれか一枚だけを拾い上げて、そこに載っている料理の中から好きなものを注文すればいい。残りの紙切れにどんな料理が載っているかなんて気にする必要はない。自分が注文した料理に満足すること間違いなしだ。

The Wisdom of Crowds by James Surowiecki(邦訳 『「みんなの意見」は案外正しい』):レストランにいる他のお客全員にどの料理を注文したかを聞いて回り、一番注文の多かった料理を自分も選べばいい。

Everything Bad is Good for You by Steven Johnson(邦訳 『ダメなものは、タメになる――テレビやゲームは頭を良くしている』):大量のバターや砂糖etcが使われている料理を注文すること。サラダとかオーガニック料理とかは頼まないこと。デザートだけを注文するというのもありかもしれない。もし可能であれば、オーダーメイドの料理を作ってもらうというのもありだ――フォアグラやベーコンの周りを、バタースコッチやフォッジで飾り付けした料理なんてどうだろうか――。理想を言えば、マクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズのスーパーサイズをレストランに持ち込んで、食事のおともにしてもらいたいところ。食事中は、好きなだけタバコを吸って、好きなだけ飲めばいい。

情報を寄せてくれたChris Masseに感謝。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください