Tyler Cowen, “The five cognitive distortions of people who get things done“, Marginal Revolution, September 10, 2013
タイラー・コーエンはジョージ・メイソン大学経済学教授。貨幣経済学、ミクロ経済学、政治哲学、社会哲学を専門とする。The Great Stagnation(邦訳『大停滞』)の著者。ハーバード大学よりPh. D. (経済学)取得。
私としては「認知の歪み」ではなく「推論の歪み」と呼びたいところだが、いずれにせよ面白いのでJason Kottkeから以下に引用する。
これはプレゼンテーションなので幾つもの大事な内容が抜けていますが、Michael Dearingの「成功する人に特徴的な5つの認知の歪み」は面白い読み物になっています。5つの歪みとは
- ナルシシスト
- ウエメセで極端な二分法的思考
- 過剰な、けれど概ねいつも正しい一般化
- 人生はまだ白紙、自分の可能性は無限大!
- シュンペーター主義
最後のシュンペーター主義については、経済学のバックグランドのない人たちのために補足が必要でしょう。Dearingは次のように定義しています。
- 定義 — 創造的破壊は自然かつ必要であり、己の天命であると考えること
- 利点 — 破壊と痛みに対して恐れがなく、耐性が高い
- 致命的なリスク — ハートなき野望、精神異常
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